栽培品目について
中山間地の気候により、この10年間市場の需要変化、社会農業情勢などの変化により、最初の年中葉物野菜から、今は春冬葉物野菜、夏秋果菜類に転換して、年間20種類前後の栽培をしています!
農園の栽培特徴には、有機質を含む土づくり、微量要素欠乏しないような施肥設計を実施し、中山間地で中規模栽培、中規模流通が出来ます。中山間地で継続発展ができる農業の形を作りたいと思っています。
生産品目一覧
ユーマイサイ(油麦菜)
日本市場にとっては希有品目です、
特別な香ばしい味で魅力的な野菜です。6年かけて広島のユーマイサイ(油麦菜)のファンが、徐々に増えています。農園の看板野菜となります。
育苗栽培で、毎年11月初旬から4月終わりまで出荷しています。
ほうれん草
広島の6大葉物野菜の一つです。
就農した初めの頃、重点品目として勉強し、営農計画の重要な一環でした。農園の発展に従って、今は農園の周辺品目になりました。
主に使う品種は、春のミラージュと秋冬のオシリスです。出荷時期には毎年11月下旬から翌年の4月までです。
小松菜
広島の6大葉物野菜の一つです。
就農した初めの頃、重点品目として勉強しました。今同じ周辺品目になりました。
ハウスの円滑利用の役割で、少量品揃いの形で、毎年12月から5月中旬までたまに出荷しています。よく使う品種は江戸の舞と乃木坂です。
きゅうり
6年前から栽培し始めて最初の春栽培から、今の春秋栽培になっています。農園の柱商品の一つです。毎年5月中旬から11月中旬まで出荷しています。
延べ面積は(ハウス、路地)合わせて35aになります。
使う品種は、ハウスは『まりん』、露地は『フェルナンデス』です。
ピーマン
6年前から栽培し始めて、春に栽培して霜降りまで出荷できます。農園の柱品目の一つです。
日本の農業者は年々減少し、ピーマンの栽培面積は20年前に比べて、大幅減少してます。近年技術の発展で反収が上がったとしても、需要は供給より多くて、価格は年々上昇の兆候です。
なす
6年前からナスも栽培し初めました。キュウリとピーマンの栽培に手を取られて、ナスの反収はまだ伸びがあると考えています。
肥土は好みなので、土つくりができた土で、毎年ナスは10a分を栽培しています。『PC筑陽ナス』と『とろ〜り旨なす』の品種を使い、年により盆明けでおしまい年と霜降りまで出荷できる年もあります。
サニーレタス・グリンーリーフ
毎年、春2月に育苗し、春分前後に定植して、5月初めから6月中旬まで出荷、秋9月初旬から育苗します。9月20日から定植し始めて、10月10日までに定植が終わります。
11月初旬から12月中旬まで出荷できます。栽培延べ面積は60aから150aまでです。
使う品種はレッドファイヤーとグリンーブーゲです。
ミニ白菜
白菜は小さいサイズを選び、秋のサニーレタスと同じ時期に育苗、定植します。
800gから1,5kgまでの食べ頃サイズになり、農園の冬人気商品となります。
出荷する時期は、11月中旬から1月終わりまでです。品種は『CRお黄にいり(シーアールおきにいり)』です。
ミニ青梗菜
青梗菜の産地と違い、ミニ青梗菜を選んで、春冬にハウス栽培をしています。
ミニ青梗菜は、通常の青梗菜より生育期間が短く、調理しやすい野菜です。
たまねぎ
果菜類を定植する一歩前の時期で、沢山栽培できる商品です。
消費者に需要がある品目として栽培をしてます。栽培するメリットは、定植時期は繫忙期が終わる頃でスムーズに定植できます。管理する時期も虫と草が少ない時期です。デメリットは収穫期に果菜類の管理と重なり、作業計画は厳密にしなければならない事です。出荷する時期は5月です。
ジャガイモ
毎年、決まって7aぐらいを栽培しています。
栽培管理には一度、草取りして、2回程、防除して、出荷待ちとなります。
出荷する時期は、6月初旬から梅雨入りまでです。
アスパラガス
広島はアスパラガスの主な産地で、全日本の25%を占めています。
参考事例があり、着手しやすい品目となります。10a分を作り、最初の一年は出荷なしで、翌年から出荷し初めます。
一度栽培して数年取れるのがメリットです。出荷期間は毎年5月から10月までです。