博卓農園の栽培スケジュール

太陽・空気・水・土とすべてが揃った環境でおいしい野菜を日本全国へお届けしています。

博卓農園では、安心・安全な野菜をご提供しています。

生産した野菜はJAや市場に出荷したり、加工業者様・飲食店様などに安定的に大量出荷しています。

年間作業書

1月

前年に立てた年間計画書を基に、新しい一年の始まりです。

中山間地で一番寒い時期であり、収穫物は一年間で、一番少ない時期となります。

出荷作業をしながら、ビニールハウスの修理、機械点検・露地排水の確認、ワイヤーメッシュの確認も1月に行います。最後に、去年に残った葉物苗(春菊、ユーマイサイ)を定植します。白ねぎの育苗は早めにします。

収穫物:ほうれん草、ユーマイサイ、ミニ白菜、春菊、白ねぎなど

2月

2月も野菜が少ない時期です。2月の初めにナス、ピーマン、牛角大王、トマトの育苗作業を行います。露地に片付け終わっていない畑を片付けて、春夏の栽培を段取りします。

2月終わり頃にはサニーレタス、グリーンリーフの育苗も始まります。収穫後空いたハウス順に播種します。

収穫物:ほうれん草、ユーマイサイ、小かぶ、小松菜、春菊など

3月

春野菜、特に葉物は太陽の光を浴びて、激しく成長していきます。大量の育苗管理をしながら、収穫が一時的に忙しくなります。

3月中旬になるとジャガイモの播種がはじまります。春分の前後にサニーレタス、グリーンリーフの定植も始まります。

ビニールハウスの果菜類の準備も同時に始まります。3月下旬にハウスキュウリの育苗も始まります。この時期に自分が趣味の野菜と勉強したい野菜の育苗も少量育苗していきます。(毎年の定例)

収穫物:ほうれん草、小松菜、ユーマイサイ、春菊など

4月

1年の中でとても大事な月です。サニーレタス、グリーンリーフは続けて定植します。果菜類の圃場も全部準備しておきます。

ハウスピーマン、白ナス、キュウリ、トマトを定植します。年始に育苗した白ねぎを定植します。4月は雨が多いですので天候を見ながら、出来れば5月に定植する圃場も準備しておきます。

収穫物:ほうれん草、ミニ青梗菜、小松菜、ユーマイサイ、極早生玉ねぎなど

5月

露地のナス、ピーマン、キュウリも集中的に定植します。この地域は、十年前には霜降りしたりしていましたが、最近数年は5月初めの気温が露地果菜類を栽培する気温に適しています。

今まで栽培したサニーレタス、グリーンリーフ、ハウス果菜類を管理しつつ、5月中旬にサニーレタス、グリーンリーフの収穫も始まります。

また、ハウスキュウリ、ピーマン、白ナス、露地果菜類などの支柱を立てる時期です。遅くても、この地域の草刈りは5月初めからです。

収穫物:ほうれん草、ミニ青梗菜、グリーンリーフ、サニーレタス、キュウリ、アスパラガス、極早生玉ねぎ

6月

梅雨の時期になりますので、晴れの日は全力で防除、除草、排水作業を万全に対策します。
収穫するまであまり追肥しないですが、収穫が始まったら、すべての果菜類の追肥を行います。
6月中旬にはナス、ピーマン、露地キュウリなどの露地物の収穫が始まります。6月下旬に夏キュウリの育苗も始まります。隅々でオクラを定植します。

収穫物:ナス、ピーマン、きゅうり、牛角大王、アスパラガス、白ナス、ジャガイモ、トマトなど

7月

春夏が仕事の最盛期に入ります。

特に梅雨明けには、温度が激しく変化して、早朝、夕方に外のお仕事を済ませて、熱い間に室内で出荷作業に転換します。

夏キュウリの定植は梅雨明けの前に活着し易い時期を狙います。7月には今年の労働力を見極め、秋作の見直しをします。

収穫物:ナス、ピーマン、きゅうり、牛角大王、白ナス、アスパラガス、トマトなど

8月

春キュウリの終わりかけ、8月下旬に夏キュウリの収穫が始まります。春にサニーレタス、グリーンリーフを栽培した畑に、ソルゴーを植えこの時期に草刈り機で粉砕して、土の有機質を加えて、秋冬作の段取りを行います。

8月上旬に、白菜、キャベツの育苗をしなければなりません。大玉の定植がずれたら、白菜の結球ができなくなり、キャベツの収穫が間に合わなくなります。

収穫物:ナス、ピーマン、きゅうり、牛角大王、白ナス、オクラ、アスパラガスなど

9月

キャベツ、白菜の定植をします。大根の播種、サニーレタス、グリンーリーフ、ミニ白菜の育苗を順次始まります。この地域には10月10日を過ぎたら、ミニ白菜も結球しないです。その時間を逆算して、育苗時期を把握します。

春キュウリの枯れ木の片付け、葉物野菜の播種を再開します。ユーマイサイ、春菊の育苗は発芽しにくいので、この時期にやらないと収穫が遅くなります。

9月には台風多発に伴い大雨の災害を防ぐため、すべての畑の排水確認もしておきます!9月20日からサニーレタス、グリンーリーフ、ミニ白菜の定植が始まります。
極早生玉ねぎの育苗も9月中旬にします。

収穫物:ナス、ピーマン、きゅうり、おくら、白ナス、アスパラガス、牛角大王、など

10月

定植が終わっていないサニーレタス、グリンーリーフ、ミニ白菜を天気を見ながら10月10日までに、定植が終わるように段取りします。

害虫が9月と同じ大量発生しますので、きゅうり、ピーマン、ミニ白菜に重点的に予防を行います。玉ねぎなどを定植する圃場を、10月中に必ず土づくりを終わらせます。ユーマイサイ、春菊の育苗は雨の日に行います。10月20日に直播種は年内取りができます。

収穫物:ピーマン、キュウリ、牛角大王、サニーレタス、グリンーリーフ、ユーマイサイ、春菊など

11月

収穫物が多い時期です。露地のサニーレタス、グリンーリーフ、ミニ白菜、ハウスのユーマイサイ、春菊、ほうれん草が育ち、露地の白ねぎも最適なサイズになります。

ハウスキュウリ、ナスの枯れ枝を片付けて、育苗した苗を植え付けます。露地の果菜類の枯れ枝を、雪が降る前に片付けます。出来ない部分は翌年に行います。

収穫物:ピーマン、きゅうり、牛角大王、春菊、ユーマイサイ、だいこん、ミニ白菜、白ねぎなど

12月

1年の終わりの月です。収穫物を出荷しながら、1年の失敗を反省し、翌年の計画書を作成します。翌年の種、肥料、生産資材を発注します。ハウスの修繕、防寒対策も行います。

収穫物:春菊、ユーマイサイ、ほうれん草、白ねぎ、ミニ白菜、など